ママがなぜ働くの?なぜ働きたいの?


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今回は結婚や出産、子育てなどを理由に生涯にわたって働き続けることが難しい女性(ママ)にとって「働く意味とは何か?」について考えてみたいと思います。

ママハタみえへ就職相談で来られた女性たちからよくこんな言葉が聞かれました。

・仕事で余裕がなくなると子どもや夫に八つ当たりして、何のために働いているのか分からなくなる。
 自分が働かなくても生活はできるから尚更、悩みます・・・

・仕事はしたいけど子どもを犠牲にしてまで働きたくない・・・

・子どもと一日中、一緒にいるのは無理。これって私のわがまま?

仕事で疲れて帰ってくる夫への遠慮や、子どものことを大切に思うあまり「家族に迷惑をかけてまで働く理由が見つからない」と“働く意味(意義)”そのものが見い出せない、もしくは働いていても「私みたいな母親と一緒にいるより、保育園(幼稚園)に行く方が子どもは楽しいだろう」と自虐的な意味づけをされている女性(ママ)が本当に多かったように思います。

 

「子どもの数が多くて資金不足だから・・・」とか「夫がリストラ(病気)で・・・」とか、よほど経済的に困っていないかぎり女性(ママ)が働く理由って実はとっても曖昧で、ちょっとしたショックで崩れてしまう“もろい”ものなのですね。

 

かくいう私(筆者)も下の子が1歳なる前に保育園の一時保育に預けてパートで働き始めた時、同じように働くのは家族のためというより「私のわがまま」だと夫や子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいでしたし、「無理だったら辞めればいい」とタカをくくっていました。

 

ですが、ママハタみえで知り合った女性(ママ)たちを見ていると、

・転勤族のため就職が難しかったが、あきらめずに勉強しつづけて再就職した人

・人や社会とつながるために、やっぱり働きたい・・・という人

・自分の収入がないことに不安を感じるから・・・という人

などなど、結婚しても子どもがいても「仕事をあきらめきれない」強い想いをひしひしと感じました。

 

現代女性は高校・大学卒業後、結婚・出産前まで90%近くが社会で働いた経験をもっています。そんな女性にとって「無職」という状態は、「=何かが欠けている」状態と感じるのは無理からぬこと。それはもう、仕事は人格の一部(=アイデンティティー)と言ってもいいくらいに。

現代女性にとって「家庭の幸せ」、「女としての幸せ」はもちろん大切なことですが、社会で「働く幸せ」も同じくらい大切なことなのではないでしょうか?

 

最初の疑問にもどって、女性(ママ)が働く理由とは、
「=自分の人格(アイデンティティー)のひとつだから」
ととらえてみてはどうでしょうか?

 

だから、子どもがいても、介護をしていても悪びれることなく女性たちには働くことに自信を持ってほしいのです。旦那さんや実家の両親に何かを言われても「私の基本的人権を尊重してください!」と言えるくらい強くなりたいと私は思います。

 

そのかわり家庭と仕事を両立する工夫は最大限の努力をしてください。料理は手抜きする、誰かに助けを求める、夫や子どもに自分の信念を伝える・・・等、ない知恵をふり絞って求めたら心配していたより結構出来ちゃうかもしれないですよ。

 

それでも、子どもが寂しがったり、夫が理解してくれなかったり、自分が疲れ果ててしまったりした時は、一度立ち止まって考えてみたり、誰かに相談したり、方向転換する勇気や行動力が持てれば、きっとあなたの仕事ライフは上手くいくはず!です。


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