パート先を探していたら、自分が”訳アリ商品”のように思えてきたんです。
その言葉を聞いて、耳を疑いました。目の前にいるその女性は、明らかに私よりも高学歴でちゃんと経験もある。そんな彼女の口からそのような言葉が出るなんて…
こんにちは。Eプレゼンス代表の川北です。上の言葉、うちの天然Y氏の1年前の言葉です。
天然Y氏についてはこちら
「第2話「ホームページを作って効果が出るお客様と出ないお客様の違いは何だろう?」>>
彼女は今、わが社の初の正社員として、在宅&短時間勤務でWEBコンサルタントをしてくれています。
子育て中の母が「訳アリ」に見える理由
結婚前は、バリバリ働き、それなりに成果も出し働いていた。でも、結婚で退職し、子育てをしている間に、何が変わったんでしょう?もちろん、インターネット業界の進歩は早い。数年のブランクは大きなマイナスです。しかし、そんなマイナスなんて1年で取り戻せるはずです。
だとしたら、「訳アリ」の「訳」って何でしょう?きっとね、「子育て中」だということなんですね。一般常識?から言うと、「子どもがいると、いつ休むか分からない」「フルタイムで働けない」「夏休みは、どうせ休みたいっていうんでしょ?」そんな内なる声が聞こえてきそうですね。
子育て中の母にもいろんな女性がいる事実
確かに、会社を経営する立場になって分かりました。子どもの発熱は予想がつきませんので急な対応が必要です。できたらフルタイムでバリバリ働いてほしいですし、夏休み休まれると仕事の進みが遅くなります。ですが、会社にとって何が大事か?というと、やっぱり「人」なんです。何をするにしても、「人」がいないとできないんです。
また、「子どもがいるからしょうがないでしょ!」と、眉をひそめるような主張をする女性がいるという現実も見えてきました。「あー、なるほど!ああいう女性に出会った経営者に対する女性の評価が、今の常識を作ってきたのかも~」と。
問われているのは、私の経営者としてのチカラの方か?
正直に言います。確かに、わが社のスタッフのほとんどが、私より高学歴でその道のプロです。そんな女性たちがこんな小さな会社で仕事をしてくれているのも、彼女たちが「訳アリ商品」だからかもしれません。しかし、彼女たちは”訳アリ商品”なんかじゃない!そこで、私の仕事は、下記の3つだと設定しました。
1)彼女たちが自分の意思の元、働きたいスタイルで働ける環境を作る
2)彼女たちがそれぞれの個性や才能を磨くことができる仕事を作る
3)何かあった時に助け合え、かつ共に成長ができるチームを作る
ブランクのあるワーキングマザーが「訳アリ商品」ではない!という証拠
私自身はまだまだチカラ不足ではありますが、彼女たちのおかげでわが社は大きなビジョンに向かって着実に歩み初めています。私ひとりでは絶対できなかったことに挑戦ができています。
それは、女性たちが「訳アリ商品」なんかではなく、「戦力」だという証拠です。
わが社以外でも、そんな女性たちを「戦力」として探している企業があります。そんな企業と、自分のスキルや経験を活かして貢献したいと思う女性たちとのマッチングがこの「ママハタみえ」の使命です。
彼女たちが漏らす言葉を聞いていると、長期的に「女性活躍」を本気で推進するためにすべきことが見えてきます。更新予定のコラムは下記。気長にお待ちください(汗。
「私は、浦島太郎だ~(泣)」
「夢だった仕事ができるチャンスかも?!」
お楽しみに~(^^♪
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