今年度「三重県女性の就職サポート事業」。その企業向けセミナーである、今こそ取り組む経営戦略:ダイバーシティマネジメント 第2回、組織を成長させる三重の「女性活躍」に、ママハタみえキャリアコンサルタントのSが参加してきました!
セミナー前半は、両立支援・ダイバーシティ推進に取り組まれている(株)WiWiW(ウィウィ)代表取締役会長 山極清子氏より、日本の「女性活躍」推進を取り巻く動向と、三重県の実状について。
後半は、「女性活躍」を取り組むにあたっての課題と解決策、をテーマに三重県内企業の管理職の方々とのグループディスカッションに参加しました。
グループディスカッションで上がった「課題」は、業界・企業により様々でしたが、下記に少しご紹介します。
- 女性が働きやすい制度は整えてきたが、管理職登用、という面ではなかなか進んでいない
(上司が短時間勤務で部下より先に帰ってしまうことで成り立つのか、という不安も) - 結局のところ女性同士の人間関係が難しい(未婚・子ども有、子ども無し・・・ 相互の理解が必要)
- 登用され役についたとしても、その役に対して教育する仕組みが欠如していることも多い
- (急にプレイヤーからマネージャーになっても、プレイヤーとしての動きしかできず批判の対象となってしまう)
- 一人ひとりの意見を聴取できる環境やコミュニケーションが必要
◇本当の課題って??
このディスカッションで、とても印象に残る課題があげられました。
それは、「自社にとっての「女性活躍」とは一体どんな状態なのか?」
そもそも、その議論がなされていないのでは?ということでした。
(女性活躍という言葉に踊らされるのではなく)
「チームや組織にとって「女性活躍」とはどんな状態を指すのか、
それぞれが問いかけた上での目標設定・仕組みづくりが必要なんじゃないか。」という意見があり、
参加者の皆さんも深く頷かれていました。
◇私の、あなたの、やりがいは?
そしてこれは、私たち個人においても同じことが言えるのでは、と感じたのです。
女性活躍に効果のある策として、まず仕事にやりがいを持ってもらうこと、という話があったのですが、
自分にとっての「女性活躍」、(ちょっと言葉が大げさに感じますか?「いきいきと働く」
「自分らしく働く」といったイメージで私は考えました。)や「やりがい」とはどんな状態でしょうか?
私にとっては、「どこにいても、何歳になっても、自分の経験を活かして働ける場があること。そのために自分も学んで成長を実感できること。」かな、と思っています。
(もちろん、その結果自分の収入を得られる、ということも重要なやりがいの一つです!)
今現在企業で働いている方、これからまた働きたい方が、ご自分にとっての「活躍」・「やりがい」
を意識した上で働けるよう、そのお手伝いをママハタみえでしていけたら、と想いを新たにしたセミナーでした!
今年度、三重県主催 女性の就職サポート事業【無料】はまだまだ開催中です。
詳細・お申込みは下記、NPO法人アトリオさんのサイトからお願いします!
女性向け個別相談 :「個別おしごと相談(四日市・津・松阪にて開催)」